
指宿温泉は、鹿児島県指宿市東部にある摺ヶ浜温泉、弥次ヶ湯温泉、そして二月田温泉などの温泉群の総称です。
鹿児島県内有数の観光地であり、2003年において年間285万人の観光客が訪れ、91万人の宿泊客を集めています。
農業や養殖などへの温泉利用も盛んで、温泉の90%が産業利用されていた時期もあったようです。
泉質は、ナトリウム-塩化物泉ですが、地域や掘削深度によって塩分濃度や微量成分が違っています。
活動泉源は約500ヶ所とされ、一日あたりの総湧出量は約12万トンと言われています。
湧出温度は50~60度がほとんどですが、100度に達するものもあります。伝説によりますと、天智天皇が対岸の大隅半島からこの地をと指を差したことから「ゆびやど」が指宿の地名の由来とされています。
特徴としましては、何と言いましても天然砂むし温泉でしょう。
日本で唯一の天然砂むし温泉は、海岸に自然に湧きだす豊富な温泉を利用しているものです。
海浜に寝そべって、係りの人に地熱で熱くなった砂をかけてもらいます。
しばらくしますと、身体中から汗が噴き出してきます。最近では、サウナ効果に注目した女性にも人気が高まっているということです。
砂むしの温度が高くなっていますから、10分を限界時間と定められています。
砂の熱容量は水に比べて小さく、水分も水蒸気となって砂粒の間に溜まりますから、このような高温浴が可能になるということです。
砂がある程度乾いていませんと、水分で火傷することになります。
ですから、天然砂むしは引き潮の時しか利用できません。指宿温泉の砂無視は、仰向けに寝ての入浴となり、砂の重さ(圧力)、高温という性質から、循環促進効果が得られ、酸素や栄養分を供給するとともに血液中の発痛・炎症物質や老廃物を排出することができます。
また、保温効果が極めて高いことも特徴となっています。
効能として、腰痛、筋肉痛、神経痛、そして関節ジウマチなどが挙げられます。
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